小説も顔負け!?ストーリーが秀逸な漫画3選!

こんにちは!

小説のみならず漫画も好き!non-noです!

以前、初心者におすすめの読みやす~い小説を紹介しましたが、本日は漫画を紹介していこうと思います!

前置きがないって?

今回は話足りないですからね!

最初からがっつり本題行きます!!

 

題して、小説にも負けない読み応え!!ストーリーが秀逸な漫画3選です!!

 

鋼の錬金術師 著・荒川弘

 

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言わずと知れたダークファンタジーの金字塔。

引きが抜群にうまかったり、一冊読んだら止まらない!!というよりも、伏線を張る部分はしっかり張りながら、バトルシーンを見せるところはしっかり見せながらと、小説のようでありながら漫画の長所もしっかり引き出している作品です!

 

ストーリーを簡潔に話すと、とある事情から体の一部を失った主人公・エドワード・エルリックと、体すべてを失い、魂のみ甲冑に宿った状態のアルフォンス・エルリックの兄弟が、自分の体を取り戻すために国家お抱えの錬金術師となり、奔走していくという.もの。

 

全体のストーリーももちろん良いのですが、短編というか、短めのお話の完成度も高いなあという印象ですね。

短い中にも、気味の悪さや切なさを感じさせるようなお話で、一つ一つのストーリー構成がうまい作品でもありますね!

「勘のいいガキは嫌いだよ」

とか、有名なセリフも多くて、セリフ回しや演出もほんとにうまいなあと感心してしまいます。

名シーンが多いっていうのも、いい漫画の条件の一つですよね!

それと!

敵キャラの魅力がもうすんごいの。

ネタバレになるのであまり話せないですけど、私はキンブリーやエンヴィーがめちゃくちゃ好きです!

主人公にあたるエルリック兄弟の主軸もしっかりしているというのに、脇役や敵キャラもスピンオフでお話が書けるんじゃないかというくらいのキャラクターがバンバンでてきます。

いやー贅沢な漫画だ!笑

ストーリーももちろん、漫画としての演出やセリフなんかも秀逸という、総合力の高い作品ですね!

 

惑星のさみだれ 著・水上悟志

 

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ある意味では一番小説っぽいかもしれません。

私が最初一読した時は、「んーそこまででもねえええ」と思ったんですよね。(ほんと失礼でごめんなさい。)

しかし、二周目を読んだらがらりと見方が変わります!!

1周目では気づけなかった伏線や、前フリが実は多いんですよね。

全体的にちょっと厨二っぽい雰囲気があるので、抵抗を感じる人もいるでしょう。

その洗練されたストーリーに気づかずに。。。

 

主人公の雨宮夕日が、指輪の騎士の従者である、トカゲの騎士、ノイと契約を交わし、願いをかなえる代わりに魔法使いと戦う指輪の騎士となるという、若干メルヘンチックなストーリー。

まあ、当然そんなメルヘンなまま終わる物語ではないのだが、、

バトル要素もありつつ、主題は登場人物たちの成長、といったところでしょうか。

 

意味深な描写や、婉曲的な描写が多いので、直接的なわかりやすい話が好きな人には向かないかもしれませんが、小説とか読むの好きって人は、二回は読んでみてください。

(幸い全10巻なので、苦労せずに読めます。)

さりげない伏線の多いこと・・。

そしてそれらに気づいたときに初めてわかる最終話の意味。

10巻という短い中に、研ぎ澄まされたストーリーをはめてきている感じが、また余韻を残すんですよね。

もっと続きを読んでみたい!そう思わせる終わり方こそが、私は物語の終わり方としては最高と思っています。

 

無駄がなく、シャープな切れ味のさわやかな物語を、あなたもぜひ一度読んでみてください。

 

ヒカルの碁 原作・ほったゆみ 漫画・小畑健

 

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あまり順位はつけたくないのですが、ストーリーの展開としてみた時に、私はこの作品がNo1なんじゃないかと思います。

ヒカルと藤原佐為との出会いから、最終巻まで(よく北斗杯編は蛇足、と言われますが、私はそうは思いません。北斗杯編こそ、この作品のテーマの、さらに先を体現していると思います。)話の運びが完璧すぎます!!

このタイトルがめちゃくちゃいいんです!!

「なんか単純なタイトルだな、適当につけただろww」

と、思われた方!

一度、いや五周くらい読んでみて下さい!笑

「このタイトル、最高や・・」

そう思わずにはいられませんよ!!

 

ストーリーをざっくり書いておきますと、小学生の主人公、進藤ヒカルは、祖父の蔵で血の跡が残る、古い碁盤を見つける。その碁盤に宿っていた、平安時代の天才棋士、藤原佐為がヒカルに取り付かれる。

最初は佐為に言われるがまま、しかたなく碁に触れていたヒカルだったが、現代の天才棋士、塔矢行洋の息子、塔矢アキラと出会い、次第に変わっていくことになる、、、

 

このヒカルの碁という作品、当然のように一周目から面白いです。

主人公のヒカルが成長していく姿、佐為の影を追う塔矢アキラ、神の一手を求道する佐為と塔矢行洋。

この構図がたまんないんですよねえ、、

じっくり楽しんだ後、二周目を読んでみると、また新たな発見があるんです。

特にサブキャラクターのお話なんかも抜群に面白くて。

私は本田さんの話なんかも大好きです!

一見「この人必要?」みたいなキャラクターも後からばっちり効いてきて、キャラ使いに無駄がありません。

何度読んでも熱いシーンも盛りだくさん、新しい発見もある。。

あれえ、これ一生読んでいられるんじゃない??笑

「碁なんてルールも分からないぞ」という人でもまったく問題なし!!

現に私もルールなんて何もわからないときに読みました。

(それから囲碁を習得しましたww)

老若男女、誰が読んでも楽しめる一作ですので、ぜひぜひご一読ください!!

 

いやー、案の定長くなってしまいました笑

しかし!まだまだ全然語り足りない!!

紹介したものも、もちろんなんですが、他にもストーリーが面白い漫画、もっとあります!

また別の機会にそれらも紹介できればと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

それでは、長々とした文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました!