サッカーU-23日本代表、選手たちの能力は高いと思います。問題は・・・

こんにちは!

戦略性のあるゲームが大好きです!non-noです!

歴史のゲームで例えると、「三国無双」よりも「三国志」シリーズですね。

あのシュミレーションゲームの方です。

私の頭がいいからとかそういうわけではなくてですね。

私、手先が不器用かつ鈍いので、アクションゲームとか全然うまくないんですよね。

いつだったかFPSのすすめの記事を書きましたが、FPSも弱いです。FPSは大好きですけど。戦略性あるし。

とりわけRPGとか、シュミレーションを好むようになってしまいました。

 

スポーツもそうなんですよね。

バスケ、野球、サッカーなど、ある程度戦略性が必要とされるスポーツの方が好きです。これも結局身体能力に乏しいので、他の部分で勝負しないといけないという自分の弱みから来てるんですけども。

 

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というわけでサッカーの話ですね!(急ww)

1/9にタイで行われたU-23アジア最終予選の初戦。

日本対サウジアラビア戦、日本は1-2で敗れました。

ちなみにですが、今回の大会で3位に入らないと通常五輪には出られないのですが、日本は開催国枠としてすでに出場は決まっています。

 

が、しかし。3位までに入れないと実力的には五輪に出場できていなかったということに。今回は海外組は食野亮太郎しか呼べていないとはいえ、貫禄を示すはずの大会です。

 

その初戦を日本は落としてしまったわけですね・・。

敗戦につながる失点はありえないような凡ミスから。ネット上ではかなり批判的な意見も見られており、選手の能力、姿勢を叩く意見も多かったです。

でも、問題はそこじゃない、と私は思うのです。

 

選手の質はむしろ高い

 

先に言っておくと、まずサウジアラビア、個人の能力で言うと普通に高いです。うまい選手もいますし、現に一点目も鋭いドリブル突破からコースを丁寧に突くシュートで技術の高さを見せています。球際も強くて、正直もっと支配される展開になると思ってました。

いい意味で期待を裏切ってくれたのはDFラインとボランチのスキルの高さです。

相手のプレスにも雑にならずにつなげていましたし、ビルドアップについては田中碧を中心にあぶなっかしさはあったものの、うまくこなせていたと思います。

バックパス、横パスが多かった、という意見も見られますが、そのあたりは無理せずつないでしっかり組み立てながら崩していく、という戦術を取っていたのではないかと予想します。

相手には個の力で局面を打開できる選手がいましたので、ボールを保持されると失点の危険性は高かったと思います。ならばこちらがボールを支配して相手の前線の力のある選手にはなるべくボールを持たせないようにするという狙いがあったのではないでしょうか!

 

最後の部分での精度、工夫は足りなかったが、それよりも・・

 

そうやって相手を崩しても、ラストパスの精度や、シュートまでもっていく工夫が足りなかったというのはありますね。

得点シーンも食野のシュートがDFにあたってコースが変わって入ったもの。シュートの意識もそこまでもっていくカットインも素晴らしかったですが、崩した結果のゴールというわけではありませんでした。

しっかり連携から相手を崩して、ゴールを奪いたかったというのはもちろんありますが、これは正直選手のスキルの問題ではないと思います。

 

ここで出てくるのは、やはり戦術なんですよね。

チームスポーツではビジョンの共有はめちゃくちゃ大事ですよね。

どこをどうやって攻めるのか、空いたスペースに走りこむのは誰なのか。クロスはまずニアを見るのかファーを見るのか。そのあたりの意識の共有が甘かったように見えました。

 

具体的にはスペースの使い方ですね。トップで先発した小川は、ボールにこそ絡めず、シュートも0本でしたが、スペースを空けることを意識して動いて、実際スペースを作っていました。

しかし、そこに走りこむ選手がいない。要因としては裏抜けを狙うタイプの選手が起用されていなかったことがあげられます。食野はボールを持ってドリブルを仕掛けていくタイプですし、旗手も裏抜けがうまいタイプの選手ではありません。

(上田なんかはシャドーで使っても面白かったと思います)

せっかく献身的に動いて小川が作ったスペースを活かす動きがなかったんですね。

なので、うまく前にボールを運べても攻撃が前線で停滞していました。

 

これは攻撃部分でのディティールを詰めていなかったことが原因だと思いますね。

攻撃がうまくいった場面はボランチの二人のどちらかがそのスペースに走りこんで、前線に顔を出した時でした。例えばその攻め方を軸に考えるのであれば、ボランチの攻め上がりの数はもっと多くないといけないし、周りもそこを使う意識を強く持つべきでした。

ボランチ間でも、どちらが攻めあがるのか、カバーリングはどうするのか、そういった決め事がなかったから積極的に攻めあがれなかったのではないでしょうか。

工夫というのは決め事があってこそのものなんですよね。

ノールックパスやスルーも、ここに走りこんだ時は周りが連動してこっちに走りこむ、など意識をしっかり共有しているからこそです。

結局そういった細かい部分を詰め切れていなかったことがはたから見ると「つまらないサッカー」に終始してしまった原因ではないでしょうか。

 

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サッカーにおける監督の重要性

 

ではそういった指示って、誰がするの?ってなると、それはやはり監督でしょう。

今回の試合に限ったことこではありませんが、交代に慎重、というか後手に回ることしかできない選手起用、共有している攻撃の形が見えない、3バックへの謎のこだわり、などかなり不可解な采配が多いです。

サッカーはスポーツの中でもかなり戦略が占める割合が高いと思うんですよね。

だからこそ、きっちり自分のビジョンを持って、それをチームに共有させられるような指導力を持った人が望ましいと思います!

選手の質は悪くないので、自主性で戦っていたのかもしれませんが、共有する部分をしっかり作っておかないと、普段はそれぞれのクラブで戦っているわけですから、連携がとれないことは当然ですよね。

 

ちょっと長くなってしまいましたが、1/12にはシリア戦が控えています。敗北すればグループステージ敗退が決定します・・。

結果ももちろん大事ですが、まずはチーム作りの方向性を明確にしてもらいたいものです。(今更感満載ですがw)

あと交代枠は積極的に本当に使ってほしいです!

 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!