速読もいいけど、遅読も悪くない。むしろいい。
こんにちは!
ご飯を美味しそうに食べることが得意技!non-noです!
演技とかって意味ではなく、なんでもおいしく食べることができるって意味ですよ!
特に好き嫌いとかもなくて、(トマトは若干苦手です・・)だいたいの料理はおいしいと思って、おいしいと口に出して食べています!
意識的にやってたわけじゃないんですけど、「あんたはおいしい、おいしいって言って食べてくれるから、作り甲斐あるなー」と、珍しくお母さんに褒められて誇らしい気持ちになりました!笑
私は全くと言っていいほど料理をしないので、感謝の気持ちを表現する意味合いもありますね!
食べることは得意なので、誰か美味しい料理を作ってください!笑
というわけで、前フリまったく関係ないんですが!笑
今日は速読と遅読についてお話したいと思います!
「本読むの遅いの嫌だから、速読できるようになりたい!」
ちょっと待って!!
確かに速読もいいけど、遅読も立派な才能なんですよ??
速読って何のため?
そもそも速読って何のためにやっているのでしょう?
ほとんどの人が、「時間がないから」と答えると思います。
あるいは「たくさん本を読みたいから」ですかね。
それ自体は非常にいいことですよね!
たくさん本を読むことはもちろん大事だし、時間はみな限られてますからね。
何事もなるべくなら短時間で済ませたいですよね。
なので私は、速読なんてだめだ!あんな読み方は邪道だ!なんて言うつもりはまったくありません!
むしろ私は速読は苦手なので、できる人は尊敬のまなざしで見つめています!笑
これから速読を練習しようって人は応援しちゃいますよ!
ただし、条件があります!!
人には向き不向きがある
何事にも向き、不向きがあるものですよね。
速読に向いている人っていうのは、話の要点をつかむのがうまい人です。
とりとめのなーい、だらっとした話が続いているときに、
「えっと、つまりこういうこと?」
と要点をまとめてくれる人は速読が得意な人でしょうね!
逆にとりとめのなーい話が続いているときに、
「んん?今の部分気になるぞ?こういうことかな?それともああいうこと?」
みたいな感じで自分の世界に入って考えてしまう人なんかは遅読に向いていると思います!
たまに話題がぜんぜん別のものにとっくの昔に代わったタイミングで、
「さっきの話さ」
みたいな感じで話題戻す人っているじゃないですか?
ああいう人ですね!(めっちゃ私のことですww)
これは頭の回転が遅いというわけではなく、自分の頭でしっかり考える習慣が付いている、もしくは自分の考えをしっかり持っているからということなんですよね。
まあ、マイペースというか、独自の世界を持っているというか。
なのでここからは遅読の良さを説明していきましょう。
読書が好きな人は遅読
当たり前ですが、ゆっくりゆっくり読むので、お話だけでなく、表現の方法や、文章の癖を見ることができます。
そして気になった用語なんかが出てきたら、立ち止まって調べますので、本の理解が深まります。
読書の進みが止まっているときは、自分の頭が動いているときなので、情報を自分の中に落とし込んだり、自分の中で整理したりしています。
例えるなら、頭の中という倉庫に荷物をきっちり詰めて並べていくのが遅読、おおざっぱに放り込んでいくのが速読、という感じでしょうか。
荷物を一つ一つ丁寧に並べていくので、「あーこんなものあったな」なんて手が止まる瞬間もあるのです。
本に話を戻すなら、一文一文を丁寧に読み進めていくので、
「あ、この表現好きだな」
とか、
「この文章は皮肉が効いてる!」
といった発見が出てくるわけです。
遅読派の人は、活字を追うのが好きなんですよね。
本を読むのが好きな人なんです。
速読派の人は、本を読むのが好き、というより、ためになるからやっているとか、自分を磨くことが好きな人なのかもしれないですね。(すいません。結構偏見入ってるかもです。)
本当はゆっくり読みたいけど、時間が足りないから仕方なく速読してる!なんて人もいるかもしれませんね!
一つ言えるのは、ただ読書量を誇りたいだけの速読はやめた方が良いということですね。
何万冊読んだ、というのはもちろん自慢できることですが、内容をほとんど覚えていなかったり、自分なりの感想や気づきがなければ、ただ情報をインプットしただけです。(そこまでも行っていない可能性もあります)
個人的にも、「俺、この本もあの本も、あんな本まで読んでるぜー」って人よりも、「あの本のここが好きでさ!この文章とかほんとにおもしろいんだよね!」って感じで語ってくれる人のが好きですね!
ちょっと極端な例えでしたが、速読が得意な人というのは頭の回転が速いので、しっかり量をこなしている人は情報をきっちり整理しながら高速で詰め込んでいける人もいらっしゃいますね。
遅読が速読に劣っているわけではない
もう一つ言いたいことは、それができたとしても、遅読は速読の下位互換ではない、ということです。
遅読のもう一つの良さは、読書を、活字を好きになれることだと、私は思っています。
毎度言っていることですが、好きだから継続できるし、好きだから頭に入ってくるのです。
そしてこれからは「何冊読んだ」という経験の量よりも、「一冊の大好きな本」を熱く語れる人のほうが重宝される時代になると、私は見ています。
その「大好きな本」そのものや、その本を読んで感じたことが、その人の本質だとわかるからです。
これからは個人の本質が問われる時代にきっとなります。
速読で知識を増やすことももちろん大切です。
しかし、あなたも時間があるときは、ゆっくりと一冊の本を堪能して、熱意をもって愛を語れる本を作っていきませんか?
いやあ、いろいろ書きましたが、私は本当に速読が苦手なので、速読に対する理解がまだまだ及んでいない部分があると思います!
この記事を読んで、速読はそんなんじゃねーし!と気分を害される方がいらっしゃいましたら、申し訳なく思います。
私の勉強不足です。
しかし!遅読にもいいところがあるし、速読が絶対正義!みんな速読できるようになりましょう!というのは間違っていると思っているんです。
実際問題、速読はできても遅読はできない人もたくさんいると思っています。
もちろん、どっちもできたら最強ですけど、過剰なまでの速読信仰には、私は反対です!(と、言ってもスキルとして速読、習得したい思いはあります)
遅読が得意な方は、まず自信を持っていいですし、そこを理解したうえで、必要があれば速読もスキルとして身に付けていけばいいと思います!
反対に、速読(流し読み)しかできないよって人が遅読をスキルとして身に付ける方法ってあるんですかね??
うーん、まだまだ勉強していくべきテーマでしたね!
また機会があれば改訂版の記事を書きたいと思います!