コービー・ブライアントは感動的なプレイヤーでした。
こんにちは!
今日一日はバスケファンが悲しみに暮れたことでしょう。non-noです。
朝起きて、twitterを見て、コービー・ブライアント氏の訃報を目にしたときは、文字通り絶句してしまいました。
「絶対嘘だろ」
そう思っていましたが、いろいろなツイートを見て、アメリカの報道を見て、真実であることを知りました。
携帯の画面を見つめてしばらくぼーっとしていました。
私がバスケをやっていた時、NBAのナンバーワンのプレイヤーはコービーでした。
ジョーダンがNBAを引退してから、NBAを引っ張り続けていたのがコービー。
その後NBAの盟主の座を射止めることになるレブロン・ジェームズはヒートでビッグ3を結成する前で、まだ実績がなかったんですよね。
セルティックスのビッグ3が好きだった私にとっては、コービーはラスボスのような感じでした。
(コービー、パウ・ガソル、ロン・アーティスト、ディレク・フィッシャー、アンドリュー・バイナム、あの頃のレイカーズは強かった)
だからこそ偉大さがわかります。常にコート上で放つ圧倒的な存在感。残す得点の数字。勝負強さ。まさにスーパースター。
長いNBAの歴史でも確実に10傑に入るであろう彼は、私にとってもお手本にしていたような選手でした。
コービーのプレイを真似して、ターンアラウンドからのミドルジャンパーやボード裏からのシュートを練習してみたり、そんなバスケ少年が世界中に数えきれないほどいたと思います。彼ら全員が、今日はひどく落ち込んだ気分で一日を過ごしたことでしょう。
当然コービーは記録にも残る選手でした。
通算得点ランキングでは現在4位。
奇しくも、つい先日の1/25にレブロン・ジェームズが3位だったコービーを抜いています。レブロンに得点ランキングで上回られた直後のこの事件だったんですね。
ちなみに1位はカリーム・アブドゥル・ジャバー、2位はカール・マローンです。
あのジョーダンよりも、通算得点では上に位置するプレイヤーだったんですね。
しかし、それだけでなく、人々の記憶にも残り続ける選手であったでしょう。
数多くのエピソードがありますが、私が特に好きなものを紹介します。
コービー・ブライアントの引退試合です。
彼はその試合で60得点をマークしました。
引退する選手が、です。そんな選手は今後現れないのではないでしょうか。
そのプレーは、見るものすべてを感動させたでしょう。
初めて見たNBAのオールスターでもMVP。
得点ランキングも常に1位を争い、移籍の多いNBAにあって、選手生命をレイカーズで全うしました。
負けず嫌いで努力家で、その王者のメンタリティこそ、彼のカリスマ性であったと思います。
偉大なるNBAのスーパースター、コービー・ブライアントの活躍を、この先を見ることができないことが残念でなりません。
そして13歳という若さでこの世を去った娘さんのことを思うと、とても悲しいです。
せめて安らかに眠らんことを。
あなたのプレイに魅せられて、あこがれて、私はもっとバスケを好きになりました。
本当にありがとう。